触媒は化学品製造技術の要であり、持続可能な開発目標(SDGs)を達成するためのキーテクノロジーです。当研究センターでは、SDGs達成に貢献する革新的触媒を開発し、基礎化学品および機能性化学品の新規製造法の提案をミッションとしています。加えて、産総研第5期中長期計画が掲げる社会課題の解決と産業競争力強化に貢献する、触媒およびプロセス技術の開発に取り組みます。
これらの研究開発を進めるために、5つの戦略課題【ケイ素化学技術】、【革新的酸化技術】、【官能基変換技術】、【製造プロセス技術】及び【ケミカルリサイクル技術】を推進します。当研究センターが運営する「フロー精密合成コンソーシアム(FlowST)」および「生物資源と触媒技術に基づく食・薬・材創生コンソーシアム(食・触コンソーシアム)」を活用して、企業連携の拡大と深化、産業界や学界への発信を行います。
また、当研究センターが中心となって2019年度に設立した「産総研・筑波大 食薬資源工学オープンイノベーションラボラトリ(FoodMed-OIL)」および「DIC-産総研 サステナビリティマテリアル連携研究ラボ」との連携と活用により、研究開発を一層加速します。
【組織】
- ケイ素化学チーム
- 革新的酸化チーム
- 官能基変換チーム
- ヘテロ原子化学チーム
- 触媒固定化設計チーム
- 固体触媒チーム
- フロー化学チーム
- デジタル駆動化学チーム
- 北大クロスアポイント
- 筑波大クロスアポイント
- 東大クロスアポイント
- 阪大クロスアポイント