研究者がどのような思いで何を目標に研究をしているのか、研究の概要や研究成果からだけでは見えてこない研究者の素顔を知っていただき、 専門外の方にも我々が取り組んでいる研究テーマに対して興味を持ってもらうことを目的に「連載コラム“挑戦”」を企画しました。
2014年01月15日
・半世紀前にアメリカでケイ素化学と出会い、基礎研究の重要さを痛感。
・酵素の触媒的な働きに注目。バイオ技術で新しいケイ素材料を創る。
・バイオ技術による材料革命と、ナノ技術で拓く無限の応用。
・世界が注目するケイ素プロジェクト。生物分野との融合でブレークスルーを。
2013年12月16日
日本の化学産業の競争力の源泉であり、常に高い世界シェアを誇っている機能性化学部材。その製造技術を支えているのが触媒技術だ。今後もこの分野で日本が優位性を保つために、触媒研究はどうあるべきか。経済産業省の茂木正・製造産業局化学課長、三菱化学の浦田尚男・執行役員経営戦略部門長、産業技術総合研究所の佐藤一彦・触媒化学融合研究センター長が鼎談した。
2013年11月15日
・有機合成の実験は体力勝負。実験を繰り返す中で、偶然から世界初の発見が生まれる
・世界に先駆けて触媒手法によるビニルリン化合物の新製造法を発見し、工業化を実現。
・発見と応用の両輪で研究開発を。触媒技術で、環境・エネルギー関係の機能性材料を作りたい。
2013年10月15日
・機能性化学品のさらなる発展のために触媒技術の革新を目指す
・砂からダイレクトに有機ケイ素原料が取り出せれば化学産業の革命に
・研究は生きもの個人や組織の活性化が成功のカギ