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第50回講演会 一般社団法人日本鉄鋼協会(ISIJ) 脇本眞也業務執行理事・専務理事

講演会名 第50回講演会 一般社団法人日本鉄鋼協会(ISIJ) 脇本眞也業務執行理事・専務理事
開催日 2017年07月14日
開催場所 産総研第5事業所第2本館第4会議室(5-2-6603室)
参加人数 68名
概要

鉄の先端技術で我が国に貢献

一般社団法人 日本鉄鋼協会(ISIJ)業務執行理事・専務理事
脇本 眞也 先生

我が国の鉄づくりの歴史は「砂鉄」と「木炭」で鉄をつくる弥生時代後期の「たたら製鉄」に始まるが、明治以降は「鉄鉱石」と「石炭」から鉄をつくるいわゆる「近代製鉄」が鉄づくりの主役となっている。明治以降、百年以上にわたって我が国鉄鋼業は日本の経済発展および技術力・研究力の向上の面で大きな貢献をして来たが、現代においても鉄は先端技術の宝庫と言われ、発展を続けている。我が国鉄鋼業は、かつて「鉄冷え」と言われた苦しい時代を乗り越え、現在のグローバル競争環境の中で、地球環境問題に対応しながら競争力の源泉である高度技術開発・製品開発を推進している。

今回の講演では、鉄は地球の総重量の3分の1以上を占めるということ、資源として枯渇しない、しかもリサイクル可能な資源であるということと言った生い立ちの説明に始まり、身の回りに鉄鋼材料としていかに広く使われているのか、時代を経て以下に技術が発展してきたのか、タワーや橋といった大きな建造物の例を取り上げ分かり易く説明した。

また、鉄鋼の製造プロセスでは、鉄と炭素の相図を基に共焦点の関係から4%ほど炭素が含まれた銑鉄をまず作る必要があることなど、プロセスを説明した。

脇本1さらには我が国の鉄鋼業界には、高い技術を生かした特殊鋼専業メーカーが存在することなど、資料を用いて解説した。

最後に鉄鋼業の将来へ向けて、グローバル競争、高度技術開発、地球環境問題への対応、人材確保など、古くて新しい鉄鋼材料に関する多岐にわたる課題が存在することを説明し、江戸の時代から鐵(鉄)の重要性は変わらないことを述べた。

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