第18回講演会 東京工業大学 早川晃鏡准教授、難波江裕太助教
イベント名 | 第18回講演会 東京工業大学 早川晃鏡准教授、難波江裕太助教 |
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期日 | 2015.04.10 |
詳細 |
産総研触媒化学融合研究センターでは、様々な分野で活躍している大学、公的研究機関、企業等の方々をお招きして、講演会を開催することで分野の垣根を越えた連携の実現を目指しています。 日時:2015年4月10日(金)15:00~17:00 講演概要: ◆自己組織化技術による高分子薄膜の微細加工 有機高分子材料研究の醍醐味のひとつに、分子の自己組織化に基づいた構造形成とそれに基づく機能物性に関する研究がある。自己組織化技術は過度なエネルギーを必要とせず、低コスト、省資源で材料の機能化を図ることができる。とくに近年では、高分子薄膜の研究分野において、自己組織化現象と微細加工を巧みに利用したナノ材料の創製研究が注目されている。本講演では、 ◆カーボンや芳香族ハイパーブランチポリマーを利用した不均一系触媒 含窒素芳香族ポリマーは、不活性ガス雰囲気下で熱処理することにより、含窒素カーボンに変換可能である。我々研究グループは、Fe源としてFe(acac)3、C、N源としてポリイミド微粒子を前駆体とした、カーボン系触媒材料を、固体高分子形燃料電池の非白金カソード触媒として研究している。一方、芳香族ポリマー自身も、化学的安定性、耐性など、固体触媒に適した特性を有している。 |
備考 | 【問い合わせ先】触媒化学融合研究センター担当:白川 |