第60回講演会　東京大学　内山真伸教授

産総研触媒化学融合研究センターでは、様々な分野で活躍している 大学、公的研究機関、企業等の方々をお招きして講演会を開催すること で分野の垣根を越えた連携の実現を目指しています。
多くの方々のご 参加をお待ちしております。

日時：2018年7月23日（月）16：00～17：00
場所：産総研第5事業所 第2本館 第4会議室（5-2 6603室）

講演概要：

＜演題＞
◆理論と実験の協奏による反応機構解明 分子構築・機能創出

＜講師＞
◆東京大学大学院薬学系研究科薬科学専攻 (兼)理化学研究所 内山元素化学研究室
内山 真伸 教授

有機化学が対象とする研究分野には、「手に取り出せないもの」 「目には見えないもの」などが多数存在する。反応遷移状態、物 性の予測、軌道間相互作用などもその一つである。これらをい かに合理的にデザインするかが、物質創製・機能設計にとても 重要である。私たちの研究室では、実験と理論を組み合わせる ことによって、元素の特性を理解し、機能をデザインすることで、 いくつかの分子触媒、新反応、機能性材料を開発してきた。本 講演では、実験と理論の融合から生まれた最近の成果を中心 に、その「きっかけ・偶然・執念・発見・展開」についていくつか紹 介したい。

第60回講演会チラシ

第60回講演会開催概要

【問い合わせ先】 触媒化学融合研究センター 担当：白川 TEL:029-861-2763
E-mail:irc3-kouenkai-ml@aist.go.jp 　HP：https://irc3.aist.go.jp/