第85回講演会(WEB) 神戸大学 久山雄甫准教授 (株)Preferred Computational Chemistry 浅野裕介 シニアマネージャー
イベント名 | 第85回講演会(WEB) 神戸大学 久山雄甫准教授 (株)Preferred Computational Chemistry 浅野裕介 シニアマネージャー |
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期日 | 2021.09.21 |
詳細 |
産総研触媒化学融合研究センターでは、様々な分野で活躍している大学、公的研究機関、企業等の方々をお招きして、講演会を開催することで分野の垣根を越えた連携の実現を目指しています。 講演概要: 14:00~15:25 文学者として知られるゲーテは自然科学研究にも熱心に取り組んだ人物でした。有名なのは形態学と色彩論ですが、さまざまな資料を読み解けば、生涯を通じて化学にも大きな関心を寄せていたことが分かります。本講演では、まず若きゲーテのアルケミア研究を振り返り、そのうえで彼の後年の文学作品に化学的な知見がどのように取り入れられていったのか、ご紹介したいと思います。具体的には『親和力』(1809)と『ファウスト第二部』(1831/32)を取り上げます。文学と科学の同根性をかたく信じつづけたゲーテが、文理の区分をこえた立場から豊かな世界観をつくりあげていった様子を、すこしでも味わっていただければ幸いです。 15:30~16:55 近年、触媒やバッテリー材料、半導体材料などの設計において量子化学計算の重要性が高まっています。その量子化学計算を高速化する技術としてNeural Network Potential (NNP)がありますが、これまでは特定の領域での利用にとどまっていました。
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備考 | 【問い合わせ先】 触媒化学融合研究センター 担当:白川 TEL:029-861-2763 |