第5回産総研化学研究シンポジウム「デジタル化社会における化学研究の多様性」

産総研・触媒化学融合研究センターでは2017年より、「産総研化学研究シンポジウム」と題して、新進気鋭の若手研究者らによる講演会を開催しております。

第5回となる今回は、AI・機械学習、ChatGPTのような大規模言語モデル、実験自動化といった様々なデジタル技術がキーとなっています。研究DX（Digital Transformation）とはよく耳にしますが、こういった技術を本気で使いこなすとどうなるのか？というのを、実際に先駆けて取り組んでいる若手研究者をお招きして語っていただきます。デジタル化社会で化学研究がこれからどのように多様化していくのかを感じてみよう、という開催趣旨になっています。

また、本年度は「ケムステVシンポ」との共同開催によるweb同時配信も行います。
皆様、お誘い合わせ上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。

【開催概要】
日時：2023年11月17日（金）13:00－18:00
会場：産総研つくば中央５群 5-2棟 6F会議室(6602-6604)

【プログラム】
神田 元紀 上級研究員（理化学研究所 生命機能科学研究センター）
「再生医療分野におけるラボラトリーオートメーションの開発と実装」

 永島 裕樹 主任研究員（産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター）
「四極子核の固体DNP-NMR分光法によるナノ粒子表面の解析」

 畑中 美穂 准教授（慶應義塾大学 理工学部化学科）
「マテリアルズ・インフォマティクスが加速する機能性材料の開発」

小島 諒介 講師（京都大学 大学院医学研究科）
「有機化学反応のためのAI基盤モデルの開発」

古川 俊輔 助教（埼玉大学 大学院理工学研究科）
「しくじりまくり先生　俺みたいになるな！！　〜大学で悩みを抱えている人へ〜」

【参加登録】
Forms https://forms.office.com/r/PXN9GFA65T
締切11月10日（金）（当日参加も大歓迎）

本講演会は、文部科学省の「世界で活躍できる研究者戦略育成事業」として、筑波大学が代表機関、産総研が共同実施機関として運営している「大学×国研×企業連携によるトップランナー育成プログラム」の支援により実施されます。

第5回産総研化学研究シンポジウムチラシ

【問い合わせ先】
講演会幹事：触媒化学融合研究センター 増田 光一郎（koichiro-masuda[at]aist.go.jp）
web配信：触媒化学融合研究センター 生長 幸之助（k.oisaki[at]aist.go.jp）