第82回講演会　東京農工大学　大栗博毅教授

◆天然物合成化学と生合成工学・超分子化学との 融合を目指して

大栗先生の研究室における有機合成化学のトピックスについてご講演いただいた。天然物化学の研究室出身で、大栗先生ご自身もその道を進まれて、一つの研究室を運営されている実力を垣間見れる講演だった。有機反応の開発を主に行っている触媒センターの研究員にとって、本当の“有機合成化学”というものを感じ取れたので、大変有意義であったと思う。

また、これからの有機合成は連続合成が主体となるお考えを大栗先生もお持ちであり、フロー化学チームとの連携もこれから推進していく良い機会となった