イベントレポート

第90回講演会 長崎大学 白川誠司准教授、京都大学 中尾佳亮教授

講演会名 第90回講演会 長崎大学 白川誠司准教授、京都大学 中尾佳亮教授
開催日 2022.10.21
開催場所 産総研第5事業所 第2本館 第3・4会議室(5-2 6602・6603室)およびTeams配信
参加人数 44名
概要

独自に設計したキラルスルフィド触媒の創製
長崎大学 総合生産科学域 環境科学領域  白川誠司 准教授

2014年に現在の長崎大学に独立した研究室を立ちあげてから開始したオリジナルなキラルスルフィド触媒開発の成果に関して、
立ち上げ時の苦労話や地方国立大学ならではの研究の難しさなどのエピソードも交えながら、大変興味深いご講演をいただいた。
質疑応答では活発に議論が行われ、十分に実りのある講演会となった。

 

 

 

 

 

◆協働金属触媒による有機合成反応
京都大学大学院工学研究科 材料化学専攻  中尾佳亮 教授

2002年に京都大学で助手に就任され,2014年に現在の京都大学で教授を経て、現在にいたるまで遷移金属錯体触媒を用いる、
新規な有機合成反応を多数開発されている。今回の公演では、その中の一つ、二つの異なる金属種を協働的に利用することによる。通常の単一金属錯体では困難な、(複素)芳香族化合物、および脂肪族化合物の炭素-水素結合、また炭素-フッ素結合を変換する、素晴らしい反応群を多数紹介いただいた。いずれも,精緻な化学のアイデアに裏打ちされたものであり、われわれの研究においても大いに参考になるものであった。質疑応答では活発に議論が行われ、誠に実りある講演会となった。