第1回講演会　Prof. Oliver Kappe University of Graz (Austria)　

◆Going with the Flow –The Use of Continuous Processing in Organic Synthesis

◆Prof. Oliver Kappe　University of Graz (Austria)

・フロー反応は、従来のバッチ反応と比較して、物質や熱の移動、安全性、スケールアップの容易さにおいて大きなメリットを有します。高発熱反応や不安定あるいは毒性のある中間体を伴う反応など、危険な化学反応もフロー法では安全に操作できるため、本技術はバッチ法では困難な合成反応の強力な解決手段として期待されます。本講演では、フラッシュケミストリ―の他、フロー光反応、フロー電解反応等、およびそれらのスケールアップ手法について先生のグループの成果をご紹介いただきました。