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植物ホルモン(エチレン)を常時モニタリングできる小型センサを開発

NIMSおよび産総研は、植物ホルモンであるエチレンを常時モニタリングできる小型センサを開発しました。エチレンは野菜や果物の熟成を促進させますが、過剰に存在すると腐敗を進行させてしまいます。本小型センサによってエチレンの常時モニタリングを行えば、野菜や果物の最適な輸送・保存管理が可能となり、食べ頃の調整や、フードロスの削減などにつながると期待されます。

本研究は、NIMS国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の石原伸輔主幹研究員と、産総研 触媒化学融合研究センターの洪達超研究員、及び産総研 ナノ材料研究部門、インド工科大学マンディー校の研究者らによって行われました。本研究成果は、2020年5月11日(米国東部時間)に米国化学会の学術誌「ACS Sensors」のオンライン版で公開されます 。

詳細に関しては、下記のリンクよりご覧いただけます。

プレスリリース:https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2020/pr20200512/pr20200512.html