第110回講演会　奈良先端科学技術大学院大学　藤井幹也教授

◆デジタル技術によるクローズドループを用いた材料設計とプロセス開発

奈良先端科学技術大学院大学　藤井幹也教授

AIやシミュレーションを活用したコポリマー合成のプロセス最適化と無機材料の逆設計に関する2つの研究について、ご講演いただいた。どちらの研究においても、設計・合成・解析のクローズドループが構築されており、実験の効率が大幅に向上している。これらの研究は、材料科学の分野において革新的な進歩をもたらしており、今後の研究開発においてもますます重要な役割を果たすことが期待される。質疑応答では活発な議論が行われ、非常に実りのある講演会となった。また、センター外からも多くの聴講者が集まり、藤井先生の研究に対する注目度の高さが窺えた。